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minneとCreemaどっちが売れる?ハンドメイド販売特化サイトの違いや手数料、特徴などを徹底比較

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ハンドメイド作品をネットで販売したいけど、minneとCreemaってどっちがいいんだろう?

それぞれに特徴があるので、どんな作品を作っているかや、どのように販売したいかによって違ってきますよ

ハンドメイド作品を販売する際、どのプラットフォームを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
私も最初、何を利用すればよいか迷いました。

その中でも、日本国内で人気のある「minne」と「Creema」は、ハンドメイドに特化した販売サイトとして多くのクリエイターやハンドメイド作家さんに利用されています。

この記事では、この2つのプラットフォームの特徴を比較し、どちらがあなたの作品に適しているかを考えてみましょう。

ハンドメイドマーケットプレイスとは?

ハンドメイドマーケットプレイスとは?

ハンドメイドマーケットプレイスとは、手作りの作品やその材料を販売するためのプラットフォームで、「売りたい人」出品者と「買いたい人」購入者をつなぐサービスです。

ハンドメイド作家やクリエイターは自宅からでもインターネットを通じて作品を出品し、購入者は多様なハンドメイド商品を簡単に見つけて購入することができます。その代表的なプラットフォームが、minneとCreemaです。

よく勘違いされるBASEやSTORESとの違い

minneとCreemaはハンドメイド特化型で、わかりやすいイメージをするならば、ショッピングモールの中に自分のお店を持つといった感じです。

一方、BASEやSTORESは個人商店のようなイメージで、自由に商品を販売できるプラットフォームです。

minneとBASEが比較される場合が多いですが、そもそもそれぞれ畑が違うプラットホームだということを認識しておきましょう。

minneとCreemaはハンドメイド特化型

ハンドメイドマーケットのメリットとデメリット

メリット

  • 多様な手作り作品が販売できる
    minneやCreemaでは、アクセサリーやアート、衣類、食品など、さまざまなジャンルの作品を自由に販売できる
  • 集客力がある
    ハンドメイド品を購入したいユーザーが訪れるため、作品を見てもらえる機会が増え、購入される可能性が高まる
  • 初期費用がかからない
    初期費用や出店料が無料で、販売が成立した場合にのみ手数料が発生する

デメリット

  • 競争の激しさ
    多くのハンドメイド作家が出品しているため、自分の作品が他の作品に埋もれやすい
  • 手数料の高さ
    一般的に販売価格の10%程度が販売手数料として差し引かれる。また、売上金を銀行口座で受け取る際の振込手数料も販売者の負担になる
  • 作品のクオリティのばらつき
    特にminneでは、初心者作家が多く参加しているため、作品のクオリティにばらつきが出てきます。これがリピーター率の低下につながる可能性もあります

minneとCreemaの特徴

minneとCreemaは、ハンドメイド作品に特化したマーケットプレイスで、多くのハンドメイド好きな人たちが集まっています。

そのため作品を見てもらえる機会が増え、購入される可能性も高まります。どちらのプラットフォームも、ハンドメイド作家にとってネット販売しやすい環境が整っていますが、それぞれに異なる特徴があります。

minneの特徴

minneサイト
  • 出品数とクリエイター数
    1,500万点以上の作品が出品されており、92万件を超えるハンドメイド作家・ブランド
    が登録しています(2021年8月末時点)
  • ユーザー層
    比較的若い年齢層のユーザーが多く、特に20代から40代の女性が中心です。
  • minne広告
    2023年8月から導入されたminne広告は、作品を検索結果に上位表示するための広告機能です。クレジットカード決済で3,000円から始められ、知識がなくても簡単に運用できます。
  • ダウンロード販売機能
    デジタル作品や素材、作り方やノウハウが学べるレッスン動画など、ものづくりにまつわるデジタルコンテンツのダウンロード販売ができます。
  • 売上の入金タイミング
    作品を発送した時点で売上金が入金対象となり、発送完了メールを送信することで取引が完了し、売上金が翌月末に振り込まれます。
  • 配送サービス
    ヤマト運輸と連携しており、「らくらくミンネコパック」を利用することで、通常よりも送料が安くなるメリットがあります。
  • 海外発送
    海外のユーザーは代行サービス「WorldShopping」を通じてminneの作品を購入し、出品者は代行サービスを使って発送が可能です。
  • リアルイベント
    minneにクリエイター登録することで、「minneハンドメイドマーケット」などのイベントに出展することができます。

Creemaの特徴

Creemaサイト
  • 出品数とクリエイター数
    約1,400万点の作品が出品されており、24万人のクリエイター・ハンドメイド作家が登録しています。(2024年現在)
  • ユーザー層
    比較的年齢層の高いユーザーが多く、高値でも質の高い作品を求めるユーザーが多いです。
  • 独自クーポン発行機能
    ①定率割引、②定額割引、③送料無料、④Thank youクーポンと様々な割引クーポンを独自で発行でき、お客さまに配布できる機能です。
  • 海外サイトへの掲載
    2016年7月から台湾と香港でCreema中国語版のサイトサービスを開始し、日本国内のハンドメイド作家さんはこれらの地域での販売が可能です。
  • 売上の入金タイミング
    購入者が受取通知をすることで、売り上げが発生します。自身で振込申請をし、申請の翌月末に振り込まれます。
  • スピード振込
    通常の振込は振込申請をした月の翌月末に行われますが、スピード振込を利用すると、申請した日の翌営業日に振込されます。
  • 作品プロモーション機能
    Creemaでは、クリック単価10円からの費用で作品プロモーションを設定でき、検索結果の上位に作品を表示することができます。売上から費用を相殺するか、クレジットカードでの支払いを選択可能です。
  • 海外発送
    Creema中国語版のサービスとは別に、「Buyee」と連携し海外在住のユーザーのための、代理購入と海外発送を行うサービスもあります。
  • リアルイベント
    Creemaにクリエイター登録することで、「ハンドメイドジャパンフェス」などのCreema主催のイベントに出展することができます。

Creemaでは購入者に「受取通知」が必須で、その際にレビューを促す機能があるため、レビューを書いてもらいやすいです。一方、minneは発送時に売上が確定するため、レビューを書くアクションが必要ないことがレビュー率の低さにつながっています

手数料とサービスの比較

手数料やサービスの比較一覧

Creemaとminneの手数料や平均注文単価などをまとめてみました。2024年8月現在)

minneCreema
成約手数料PLUS非会員は、商品金額+オプション+送料の10.89%(税込・送料含む)

PLUS会員は、商品金額+オプション+送料の10.56%(税込・送料含む)※minne PLUS会員は月額1,650円(税込)
作品・素材:商品金額の11%(送料含まず)

フード:決済総額の15.4%(送料含む)

台湾・香港サイト:決済総額の21%(送料含む)+42円(税込)の決済手数料
振込手数料一律220円3万円未満:176円(税込)
3万円以上:275円(税込)
PayPay銀行:一律55円(税込)
登録・出品料無料無料
最低出品金額50円50円
平均注文単価3,901円(※2023年3Q時点)5,628円(※2024年2Q時点)

minneとCreema実質どちらの方が成約手数料安い?

例として、1,000円の商品が売れて、クリックポストで発送した場合の手数料を計算してみます。

商品価格と送料
  • 商品価格:1,000円
  • 送料: クリックポストの料金(185円)
minneで売れた場合

商品価格と送料を含むため、合計は 1000円+185円=1185円

  • 手数料計算(minne PLUS非会員): 1185円×10.89%=128.9265円 よって、手数料は約129円です。
  • 手数料計算(minne PLUS会員): 1185円×10.56%=125.088円 よって、手数料は約125円です。
Creemaで売れた場合

作品・素材は商品価格のみで計算されるので1000円、フードは商品価格と送料を含むため、1185円

  • ①手数料計算(作品・素材): 1000円×11%=110円 よって、手数料は110円です。
  • ②手数料計算(フード):1185円×15.4%=182.49円 よって、手数料は約182円です。
手数料の比較
  • minneの手数料: 約129円(minne PLUS非会員)、約125円(minne PLUS会員)
  • Creemaの手数料: 110円(作品・素材販売)、約182円(フード販売)

この結果から、作品や素材の販売はCreemaの方が手数料が安いフード販売の場合はminneのが手数料が安いことになります。

minneでは、成約手数料に送料が含まれるため、総額に対して手数料が計算されます。
一方、Creemaでは、作品や素材の成約手数料に送料は含まれません
ただし、フードや海外販売の場合は送料を含んだ決済総額に対して手数料がかかるので、その場合はminneの方が安くなります

購入者側の手数料を比較

ネット販売を行う際、販売者側の視点だけでなく購入者の立場に立って考えることも大切です。
以下の表で、購入者側決済手数料をまとめてみました。
様々な販売プラットフォームにおける購入者側の決済手数料を比較してみると、新たな視点が得られるかもしれません。

支払い方法minneCreema
クレジットカード無料無料
コンビニ決済220円191円(税込)
銀行振込金融機関ごと手数料が異なる金融機関ごと手数料が異なる
キャリア決済165円(d払い/auかんたん決済)165円(auかんたん決済/d払い/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)
後払い決済370円
Google pay無料無料
Apple Pay無料
Amazon Pay無料
ゆうちょ振替金融機関ごと手数料が異なる
※2024年8月現在の情報です

あなたに合ったサイトの選び方

あなたの作品の特徴やニーズに合わせて、Creemaとminneのどちらが適しているかを検討してみることをおすすめします。

  • 高価格帯の上質な作品なら・・・ Creema
    アクセサリーやファッション小物など、比較的高価格でも上質な作品を扱う場合は、Creemaのターゲット層に合致すると言えるでしょう
  • 手頃な価格のアクセサリーや生活雑貨なら・・・minne
    トレンドアイテムや手頃な価格の生活雑貨などを扱う場合は、minneのユーザー層に適しているかもしれません
  • 海外展開を目指すなら・・・Creema
    台湾や香港への海外展開を考えているなら、Creemaの海外販売機能が活用できます
  • 配送料金を考えるなら・・・minne
    minneはヤマト運輸との連携により、比較的手ごろな配送料金で商品を送れるというメリットもあります
  • 幅広い作品ジャンルなら・・・minne Creema
    幅広いジャンルの作品を試してみたい場合は、どちらのプラットフォームも選択肢が豊富です

どちらのサイトも、手作り作品や手作りをするための資材の販売はOKですが、メルカリなどのフリマアプリとは違い、既製品や中古品を転売することは禁止されているので注意しましよう

他の販売サイトの選択肢としてはBASEやSTORESも

ハンドメイドに特化したプラットフォーム以外にも、BASEやSTORESといったオンラインショップを開設できるプラットフォームがあります。

これらはハンドメイド商品だけでなく、幅広いジャンルの商品を自由に販売することが可能です。販売手数料もハンドメイドマーケットプレイスよりも安価です。

しかし、自分で集客を行う必要があり、ハンドメイド作品を販売するにはSEOやSNSなどを活用したりと工夫が求められます。

まとめ

ハンドメイド販売を始める際には、minneとCreemaのような特化型プラットフォームを選ぶことで、より多くのハンドメイド好きな人たちに作品を見てもらえるチャンスが増えます。どちらを選ぶかは、あなたの作品のスタイルや販売戦略に合わせて決めると良いでしょう。

また、BASEやSTORESを利用して、独自のオンラインショップを開設することも一つの手です。自分の作品に最適なプラットフォームを選び、販売を成功させましょう。

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