minneは、2023年8月より『minne広告』という機能が追加されました
minne広告とは?
minne広告とは、あなたの作品に興味がありそうなお客さまに向けて、作品を宣伝できる広告機能です。広告作品は主にminneの検索結果に表示されます。 ―ー―minneより抜粋
Creemaではすでに導入されている『作品プロモーション』とほぼ同じ機能です。
クリック単価10円~の費用で、出品作品の1点から設定することができます。
これを設定すると「PR」と表示され、検索結果の上位に作品を表示できるというものです。
minneとCreemaのそれぞれの機能の特徴をまずはまとめてみました。
minne広告機能の特徴
- 自分の作品に興味がある層にアプローチできる
検索結果のページに上位表示される機会が増え売上UPが期待できる - 少額からでも始められる
クレジットカード決済で3,000円からはじめられる。
予めチャージした金額から引き落としされます。 - 知識が無くても簡単に開始・運用できる
シンプルで使いやすいので知識が無くてもつかえる。
Creema作品プロモーション機能の特徴
- 自分の作品に興味がある層にアプローチできる
検索結果のページに上位表示される機会が増え売上UPが期待できる - 予算内に安心・安全に運用できる
「クリーマの売上から相殺する」方法と「クレジットカードから支払う」方法の2通りから選択できる。売上から自動で費用を相殺する、クレジットカード支払いは3,000円以上の前払い方式。 - 広告の知識が無くても簡単に運用できる
1分で手軽に設定できる。いつでも機能の停止・再会が可能。
minneもCreemaも、どちらも機能を使うにはアプリからではなく、パソコン等のブラウザから利用できます
minneとCreemaの広告機能の違い
基本的には同じ機能ですが、大きな違いは下記です。(※2023.08現在の情報です)
- minneは1日の予算上限がない
Creemaには、広告を表示する1日の上限金額が設定できますが、minneの場合は、機能をONにしたままだとあっという間にチャージ金額分に届いてしまう場合もあります。小まめにON・OFFを切り替える必要があります。
⇒ ※追記:1日の予算上限が設定できるように改善されました(2024年7月現在) - minneはクリック単価の推奨金額が表示されない
Creemaは、この金額であれば上位表示されやすいですという「推奨金額」がそれぞれの作品の欄外に表示されます。推奨金額以上であれば上位ページに表示されやすくなります。
⇒ ※追記:推奨金額が表示されるように改善されました(2024年7月現在) - 広告費用の支払い方法が違う
minneは「クレカ決済」のみ、Creemaは「クレカ決済」と「売上金との相殺」と2種類あるので、クレジットカード決済が使用できない場合は、minneでは広告が出せません。 - 広告を出したい作品の絞り込み機能が違う
minneの場合は「作品登録順」や過去に配信した数値で絞り込む。
Creemaの場合は「作品タイトルで検索する」フリーワード機能で絞り込む。
出品数が多いと、状況によっては絞り込むのに使いづらさを感じる場合もあります。 - CreemaはCreema外プロモーションも利用できる
作品プロモーションから Google広告への配信ができ、注文が入るまで費用は発生しません。※但し「直近30日間で1万円以上」利用している方に限ります
追記:minne広告の機能が改善 ※2024年7月現在
minne広告の機能が段階的に改善されているので追記します。
気づいたところも合わせてまとめてました。
- 推奨金額が表示されるようになった
Creemaと同様に推奨金額が表示されるようになりました。
推奨金額に設定すると上位表示されやすくなるという機能です。
推奨金額より低くても上位表示される場合もあるので、推奨されるまま設定するのではなく、自分で検索してみてから設定を変更する方が無駄がありません。 - 1日の予算上限が設定できるようになった
Creemaと同様に1日の予算を自分で設定できるようになりました。
ただ、minneは予算オーバーしてしまうことが多々あるので、予算に余裕をもって設定したほうが良いです。
minneがおすすめする広告機能の使い方
広告を最適化するために必要なこと
作家さんのジャンルやブランドによって金額も商品も異なるため、最低1ヶ月は使い続け、「伸びている商品」・「伸びていない商品」をそれぞれ検証していくことをお勧めされています。
検証の方法
- 表示回数を調べる
▶ 多い場合は、2. のクリック数とクリック率を調べるへ。
▶ 少ない場合は、「クリック単価が低くないか?」「ユーザーの検索条件とマッチしていない?」を調べる - クリック数とクリック率を調べる
▶ 高い場合は、3.コンバージョン数とコンバージョン率を調べるへ。
▶ 低い場合は、表示されているのにクリックされていない原因を調べる。 - コンバージョン数とコンバージョン率を調べる
▶ 高い場合は、これを維持し続けられるよう調整していく
▶ 低い場合は、クリックされていても購入に繋がらない原因を考える。
Creemaが推奨する1日2,000円でないと効果がないのか?
Creemaが広告機能を運用するのに推奨する使い方として、
1日2,000円以上で、売れ筋商品複数品を、最低1ヶ月から2ヶ月設定する。
ことをおすすめしていますが、これをそのまま実行すると、
1日2,000円×30日×2ヶ月=12万円
売れっ子作家さんであればこれくらいの広告費をかけても
その分売り上げが上がるかと思いますが、
ハンドメイドを始めたばかりや
まだまだ売れていない作家さんには厳しい金額ですよね?
私は、1日200円の上限で時期や時間帯を決めて運用しています。
すぐに売れるわけではありませんが、
お気に入りやフォロワーが増えたり、広告表示させた作品経由で別の作品が売れたりもするので、少額でも自分のブランドや作品を認知させる効果は得られている感じです。
広告・プロモーション機能の効果的な使い方
プロモーションを利用することによって、
「PV数」、「フォロワー数」、「お気に入り数」の増加
が期待できます。
特に新作をアップした際に、この機能を使うことで、
PV数やお気に入り数を稼ぐことができるので、
新作期間が終わっても検索上位に表示されることにも繋がります。
また、
特に新作をアップした際に、この機能を使うことで、
PV数やお気に入り数を稼ぐことができるので、
新作期間が終わっても検索上位に表示されることにも繋がります。
「夜など決まった時間帯にだけ」機能をONにしたり、
「クーポンやポイントUPの日」を狙ったり、
と時間や期間を決めて利用すると、
ただ一定期間広告を出すよりも、広告費用を抑えながら利用できます。
気になる方は予算や期間などを考えて、無理のない範囲内で利用してみましょう!