現金を使わずに支払いを済ませることができるキャッシュレス決済。
キャッシュレス決済には、
クレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマホ決済など手段が様々です。
コロナ禍以降は感染予防対策として特にキャッシュレスでお買物する方が増えました。
ハンドメイドイベントでも、現金ではなくキャッシュレスでお会計を希望するお客様も意外と多いです。キャッシュレス決済できる端末も複数社あります。
それぞれのサービスや特徴なども合わせてご紹介していこうと思います。
ここ最近のハンドメイドイベントやマルシェ出展時は、4分の1の割合でキャッシュレス決済のお客様が増えました。
現金のみだとその売上を逃してしまいかねないので、キャッシュレス決済を導入しておくと売り上げに貢献してくれますよ
キャッシュレス決済端末機とは?
クレジットカードやデビットカード、電子マネー、QRコード決済を行うための端末のことです。
1台で、さまざまな決済手段を利用できる機種などもあります。
ハンドメイドイベントでキャッシュレス決済をできるようにするには、その専用端末機やリーダーを導入する必要があります。
キャッシュレス決済の利用率
経済産業省の調べでは、2022年の消費者のキャッシュレス決済利用率は36.0%と、3割以上が現金払いではなく、キャッシュレスでお買物をしているということです。
管理人の肌感覚となかなか近い結果です。
キャッシュレス利用者の内訳は下記のような状況です。
なかでもクレジットカード決済が突出し、コード決済と電子マネーがほぼ同率といった感じです。
端末の種類
店舗などで利用できる『据え置き型』や、場所にとらわれずに利用できる『モバイル型』があります。
据え置き型
『据え置き型』は、液晶パネルなども付属されているので、画面が大きく見やすく、オプション機能も様々です。設置する場所の確保が必要です。
モバイル型
『モバイル型』は、Wi-Fiやスマホ回線で接続できるタイプでポータブル型ともいわれます。インターネット環境を準備する必要がなくコンパクトです。レシートが発行できる端末も導入すればプリンターの準備も必要ありません。
ハンドメイド作家さんは、マルシェやハンドメイドイベントで使用することが殆どなので『モバイル型』がおすすめです
キャッシュレス決済端末を導入するメリットとデメリット
メリット
デメリット
初期費用が無料で決済時の手数料のみの決済会社が多いので、持っているだけでは損はしません。お客様の購入機会を増やすためにも導入しておくと良いですよ
ハンドメイド作家がキャッシュレス端末を導入する際の申し込み方法
ハンドメイド作家さんがハンドメイドイベントやマルシェで、
キャッシュレスサービスを導入するために必要な申し込み書類は以下の3つ!
- 口座情報
キャッシュレスで売り上げた代金を振り込むための口座が必要です。 - 本人確認書類
運転免許証やパスポート、保険証、マイナンバーカードなど本人確認ができる書類が必要です。 - 店舗情報
実際、お店として活動しているのかを確認されます。
ハンドメイド作家さんは、過去にイベント出展した時の写真やお店のホームページのURL、実際に商品を売っていることがわかるネットショップのURLなどを記載します。
各社、導入する際に審査があります。実店舗が無くても、Web販売の実績やイベント出展の経験など活動実績があれば、ほぼ問題なく通ります
ハンドメイド作家がよく利用するキャッシュレス端末 3社比較
端末代金 | サービス | 決済手数料 | 振込手数料 | 入金サイクル | |
---|---|---|---|---|---|
Airペイ | iPadまたはiPhone があれば0円 カードリーダー0円 | クレジットカード7社 交通系電子マネー9社 その他電子マネー3社 QRコード9社 | 決済手数料 ディスカウント プログラム実施中! | 0円(ゆうちょ銀行不可) | 入金回数は 利用口座によって月6回または月3回 |
STORES決済 | スマホやタブレット Andoroid端末もOK ※Andoroid端末は電子マネー利用不可 カードリーダーは19,800円 但し、条件達成で0円 ※申込み完了後180日以内に10万円達成 | クレジットカード6社 交通系電子マネー9社 QRコード(中華系)1社 | 1.98%~3.25% | 0円(自動入金または手動入金10万円以上) ※手動入金10万円以下は200円 | 自動入金は月1回、 手動入金は振込依頼から2営業日以内 |
Square | スマホやタブレット Andoroid端末もOK カードリーダー4,980円 ※スマホアプリ「スマホでタッチ決済」だけを利用の場合は端末不要 | クレジットカード6社 交通系電子マネー9社 その他電子マネー2社 | 3.25%~3.75% | 0円 | 翌営業日入金(三井住友銀行・三井住友銀行) その他の銀行は月4回 |
2024年版 キャッシュレス端末おすすめランキング
上記の内容も踏まえて、
ハンドメイド作家さんがイベントやマルシェでキャッシュレス端末を導入する際のおすすめのサービスをランキングにしてみました。
1位 Airペイ(エアペイ)
『Airペイ』の特徴 ※出典:Airペイ
- 導入コストが0円(※ご利用には別途iPadまたはiPhoneが必要)
- 決済ブランド数はSmart Code™の傘下ブランドを含めて68種
- 決済手数料は業界最安水準。詳細は、Airペイホームページをご確認ください。
- クレジットカードと電子マネーがスマートデバイスと決済端末1台で決済できる!
- 月額固定費0円!
- 上金の入金回数は最大月6回、振込手数料も全ての銀行で0円!
※ゆうちょ銀行は不可
0円スタートキャンペーン中(終了未定)の為、
iPadまたはiPhoneがあればキャッシュレス決済をはじめられ、カードリーダー代は必要ありません。
また、支払い時の利用者が多いD払い、PayPay、auPAY、楽天ペイなどのQRコード決済対応もあり、支払い方法が充実しています。
Airペイは決済手数料が安いのとサポート体制が充実しています。iPadまたはiPhoneを持っていれば導入コストがかからず始められるのも魅力です
只今、決済手数料ディスカウントプログラム実施中!
決済手数料が3.24%→2.48%に!
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キャンペーン条件を満たした場合、iPad・カードリーダーは無償貸与!
2位 Square(スクエア)
Square (スクエア)の特徴 ※出典:Square (スクエア)
- 決済端末は高スペックでスタイリッシュ(3種類+充実した周辺機器を組み合わせ可)
- 決済端末不要でアプリ上で利用できる『スマホでタッチ決済』も利用可能
- 無料の周辺サービスの機能(POSレジ、在庫管理、従業員管理、予約機能、オンラインショップなど)
- 入金サイクルは、最短で翌営業日で振込手数料も無料
- PayPay含めた全決済が一律で最短翌営業日
- 審査から導入まで最短で即日
2023年4月28日からJCBとQUICPayの決済手数料が3.25%に
Andoroid端末もOKで、振り込み手数料は銀行問わず0円。
QRコード決済シェアNo.1のPayPayも利用可能です。決済端末のSquare リーダーは手のひらサイズで端末代も4,980円で以前よりも値下げされました。無料で使いやすいSquare POSレジも使用可能で、業種や規模に関係なく使用できます。
また、新機能として、決済端末なしでアプリ上でタッチ決済できる『スマホでタッチ決済』の場合は端末不要で無料で利用できます。
Square (スクエア)は、端末導入と入金がとにかく早いので、急いでいる方におすすめです。またAndoroid端末もOKなので、スマホの機種変をしても気にせず使えます
3位 STORES決済(旧:Coiney)
STORES決済の特徴 ※出典:STORES決済
- 電子マネーの決済手数料が業界最安値水準の1.98%
- 初めての方でもセットアップが簡単
- 全銀行での入金サイクルが最短翌々日
- 売上の条件を達成すれば、決済端末代も
19,800円→ 0円に - 決済端末とお手持ちのスマホかiPadのみで利用可能
- ウェブページから決済ができるオンライン決済機能あり
決済端末代も無料の条件は半年で10万円なので、月2万円利用すれば充分達成可能です。たまに無料キャンペーンもやっているのでそのタイミングで導入するのも良いです。
中国で人気の電子マネー『WeChat Pay』も利用できるので、観光客が多い場所では強いです。
STORESを使用している方は、STORES決済と連動できるのでとても便利です。また他の決済端末会社の審査が落ちてしまっても、比較的審査に通りやすいです
番外編 スマレジ・PAYGATE
ある程度売上が出てきて、在庫管理など一元管理したい作家さん向け
スマレジ・PAYGATEの特徴 ※出典:スマレジ・PAYGATE
- スマホやタブレット不要、専用端末1台のみで完結
- プリンタ内蔵型なので周辺機器の準備は不要
- スマホのようなタッチパネル操作で持ち運びも楽々
- 4G回線で通信が可能な為、屋外、移動販売などのシーンでも活躍
- スマレジとのPOSレジ連携で、端末から金額を直接入力、売上集計可能
クレジット・電子マネー・QRコード決済が1台で利用でき、専用端末1台でのみで完結するので、スマホやタブレット、その他の周辺機器が不要です。レシート発行も可能なので、印刷したい場合は便利です。
機械が苦手、複雑な操作が苦手な方にはおすすめです。
レジ機能も使いたい人は、スマレジアプリとの連動ができます。
カラーミーショップを使っている方はアプリでスマレジと連動でき、在庫変動をネットショップへ速やかに反映できます。
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電子マネー決済も増えてきましたが、クレジットカード決済や交通系カード決済が最低限使えれば、たいていのお客様はカバーできます。自分のスタイルにあった決済会社を選ぶことをお勧めします