作品を発送するのが初めてで、どの配送方法がいいのかわかりません。どうやって選べばよいですか?
サイズ、重さ、補償の有無によって変わってきますよ。どんな配送方法があるのか、それぞれどんな特徴があるか見ていきましょう
ハンドメイド作家の悩みのひとつに「発送方法」があります。
minneやCreemaなどのネットショップを利用する際には、作品をお客様に届けるための発送が不可欠です。
発送する商品サイズ・重さによって、発送方法が変わってきます。
作品によって異なるサイズや重さ、そして発送コストや安全性のバランスをどう取るか…、この問題に頭を悩ませている方も多いでしょう。
今回は、ハンドメイド商品を送る際の主な配送方法と、自分のハンドメイド商品にピッタリの配送方法を診断形式で選べるチャートを作ったので、配送方法に悩んでいる方は参考にしてください。
ハンドメイド商品の発送方法を選ぶ時のポイント
ハンドメイド商品の発送を考える際、最初に確認するべきは「商品のサイズ」と「重さ」です。これらの基本的な情報が、どの配送方法が適しているかを大きく左右します。しかし、それだけではなく、以下のポイントも重要です。
どの発送方法がぴったり?診断チャート
※やり直したい場合は、リロード(ページ更新)してください
- Q1
- 厚みは3センチ以下ですか?
配送方法の主な種類
配送方法の特徴
定形外郵便
定型外郵便は、規格外のサイズや重さの郵便物を送るための日本郵便のサービスです。
厚みで「規格内」と「規格外」に分かれ、料金が変わってきます。ポストに入らないサイズの荷物や、送料がわからない荷物の場合は、郵便局の窓口から発送できます。
特定記録郵便
定形・定形外郵便に追加できるサービスで、郵便物の配達状況を追跡できます。
手紙やはがき、ゆうメールを差し出す際の基本料金に加えて加算されます。追跡は欲しいが、高額な補償は不要な場合に適しています。
簡易書留
特定記録郵便と同様に、定形・定形外郵便に追加できるサービスで、追跡と補償が付いた安全性の高い郵便サービスです。高額ではないが確実に相手に送付したことを記録に残し、万が一商品の紛失や破損などがあっても実際の損失額が補償されます。
ネコポス
ヤマト運輸による小型荷物専用でポストに投函するサービスです。
基本的には法人しか利用できないので、メルカリやラクマ、Yahoo!フリマなどのフリマアプリでのみ使用可能です。※ヤマト運輸と契約すれば個人事業主でも利用可能
クリックポスト
引用元:日本郵便クリックポスト
ポスト投函で全国一律料金で送れる日本郵便による小型荷物専用の配送サービス。
追跡可能。利用するに当たって事前手続きが必要です。Yahoo! JAPAN IDを利用する場合とAmazonアカウントを利用する場合の2通りから選択できます。
レターパック
A4サイズ・4kgまで全国一律料金で、信書も送れる日本郵便のサービスです。専用封筒を購入して利用します。郵便窓口への差出しのほか、ポスト投函もできます。『レターパックライト』と『レターパックプラス』の2種類があります。
宅急便コンパクト
ヤマト運輸の宅急便60サイズよりも小さな荷物を、専用BOX・専用伝票で送るサービスです。専用BOXを購入して利用します。薄型専用BOXと、専用BOXの2種類があり、専用箱はセブン-イレブンやファミリーマートなどのコンビニエンスストアやヤマト営業所で購入できます。
ゆうパック / 宅急便
日本郵便(ゆうパック)とヤマト運輸(宅急便)による、重量やサイズが大きい荷物向けの配送サービス。土日祝日も含め年中無休で配達しているので、早く届けたい荷物の配送や大きな商品や高額商品を発送する際に適しています。
まとめ
全国一律料金の日本郵便の配送方法を賢く選ぶことで、販売者は配送コストを抑えつつ、購入者の心理的ハードルを下げ、安心して購入できる環境を提供できます。
急ぎや安全確実に届けたい場合は、ゆうパックや宅急便を利用するなど、ハンドメイド商品の重さ、大きさ、配送方法の特長を理解して、複数選択肢を用意しておくことで、オンライン販売で商品が売れやすくなります。